住宅ローンの審査が通らない!審査が通るためにすることとは?
住宅ローンの審査が通るのか通らないのか、マイホームを検討している方は不安を感じます。
審査には仮審査と本審査があり、それぞれ審査をするポイントが違うことはご存知でしょうか?
その為、仮審査に通っても、本審査で落ちてしまう事も考えられるのです。
今回は、住宅ローンの審査が通るのか不安がある方のために、審査のポイントを紹介していきます。
もくじ
住宅ローンの仮審査が通らない原因は
住宅ローンは本審査とは異なり、簡易的な審査のため審査申込みから3日ほどで審査結果が分かるのです。
もし仮審査で落ちた場合、どのような審査理由が考えられるのでしょうか。
返済負担率が大きい
住宅審査で重視されるポイントの1つに返済負担率があげられます。
返済負担率は1年間でローン返済する金額を表す数字で、年収に対し住宅ローンの返済がどれほどのパーセンテージを示すのかを表します。
年収に対し返済負担率が高いほど家計を圧迫するため「ローンが返済することができず、支払いが滞ってしまうかもしれない」と審査会社に判断されてしまうのです。
返済負担金のパーセンテージは融資する金融機関によりことなるため確実とは言えないのですが、30%~35%目安にすると通過すると言われています。
勤続年数が短い
住宅ローン審査を行う場合、勤務年数も仮審査を通過できるのか大切なポイントです。
転職直後で勤続年数が短い場合や職種によっては審査を通過することは難しく、「年収が高いから審査が通る」と勘違いしないようにしてください。
仮に年収が高くても、「いつ年収が下がるのか分からない」という職業の場合は、住宅ローンの審査を通過することは難しいのです。
逆に、年収が低くても勤続年数が長く安定した職に就いている人のほうが、ローンを看さあできる可能性が高いと判断されるため審査が通過しやすくなっています。
住宅ローン以外の借り入れに遅延がある
仮審査を行った場合、消費者金融やキャッシング、車のローンなど借り入れがある場合、審査に不利な状況になる可能性もあります。他にも借り入れがある場合、金融機関は貸し倒れのリスクがあると判断されるためです。
住宅ローンの本審査が通らない原因は
簡易的な仮審査が通っても、本審査が通らない場合があります。
もし、本審査に通らなかった場合どのようなことが考えられるのでしょうか。
借入金が多い
先ほど説明したように、借入金が多いと返済負担金が下がり、金融機関は「ローンを完済できないのではないか」と審査を通過することが難しくなってしまいます。
一度、今ある借入金を見直し、もし返済可能な借入金がある場合は返済を行い、返済負担金を減らしてから本審査の申し込みを行いましょう。
仮審査のときに申請した情報と違う
仮審査で申告した情報と本審査で申告した情報の内容に違いがある場合、審査を落とされてしまう可能性があります。
本審査では仮審査と違い様々な書類を提出しなければいけません。
そのため、虚偽の内容で申請をしても本審査を通過することはできないので。最初から虚偽の内容で申告することは止めましょう。
住宅ローンの仮審査と本審査のそれぞれの注意点は
仮審査と本審査、住宅ローンの借り入れを行う場合2回の審査を通過する必要があります。ここではそれぞれの審査の違いを紹介していきます。
仮審査の項目と注意点は
仮審査では、返済能力があるのかどうかを主に調査します。
収入や資産を含め、住宅ローンの返済を完済できるのかを各金融機関がチェックします。
仮審査の場合、住宅ローン以外の借り入れがあり返済が難しくないのか、過去に返済に遅延や金融事故など個人信用に傷がないのか調査します。
審査項目は「源泉徴収票」「事前審査報告書」です。
注意点
仮審査では、個人信用情報記機関に照会し、返済能力があるのかしっかり調べます。
借金や滞納など信用問題がある場合は、仮審査に落ちやすいのです。
もし不安な場合は、個人信用情報機関に個人信用情報を請求し確認しておくと良いですね。
本審査の項目と注意点は
本審査では、本人確認や所得証明の書類、貯金残高を証明する書類を提出し、本審査が行われます。
資産や契約者の健康状態など、ローンの完済が可能なのか調べる調査です。
審査行は「借入申込書」「個人情報に関する同意書」「団体信用生命保険申込書兼告知書」「印鑑証明書」「住民票」「源泉徴収票」「住民税決定通知書か課税証明書」です。
注意点
仮審査では問題がない場合でも、本審査までの段階で税金滞納など信用に傷がついた場合、本審査におちることがあります。
虚偽の申請をせず、ローンの滞納や遅延、金融事故を起こさないようにしてください。
住宅ローン審査を通過する方法は?
住宅ローンの審査に通過するのか、頭を悩ませますが、通過しない理由は「借金」や「返済能力がない」と判断されると審査に通りません。
仮に借金がある場合でも返済能力があると判断されれば審査を通過することは十分可能なのでやれることはやってみましょう。
借入金の残債を支払う
借入金は、住宅ローン審査が通らない大きな原因となるので、審査までに返済できる借入金があれば返済をしておきましょう。いくら貯金がある場合でも、借金の金額が多い場合は返済の能力がないと判断されるため審査を通過することは難しいです。しかし。住宅ローンをどうしても借りたい場合は、毎月の貯金を減らしてでも借入金の返済を先に行いうことをおすすめいたします。
ローン返済期間を変更する
住宅ローンの返済期間が短いほど金利が安くなるため返済総額は減ります。しかし金利が安くなるだけでそれ以外にメリットがなく、無理に早期返済を申請すると返済が滞る場合もあります。
住宅ローンの返済期間は長期のため、無理なく返済ができるのかが大きなポイントです。
無理をして返済期間を短くして苦労するよりも、返済期間を見直して返済が滞るリスクを減らし、審査を通りやすくすることも1つの方法なのです。
まとめ
住宅ローンの審査に通らない人は個人信用や年収などの信頼がかけている可能性が大きいです。
仮審査、本審査の審査内容を確認し、金融機関から信用されるように自分でできることは審査を行う前に行動してから住宅ローンに申込みを行いましょう。